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ゆかりの人びと、そして聖天さま
 江戸時代より、有栖川宮韶仁親王、8代将軍徳川吉宗をはじめ、諸大名が多く参拝。当時、奉納された品物の数々が、寺宝として保存されているそうです。
  
 また、名人林家正蔵や、三遊亭円生が演じたことで有名な、落語の「中村仲蔵」でおなじみの、江戸期の歌舞伎の大名優、中村仲蔵が、夫婦ともども参詣を重ねた事で、演技を開眼し、「不出世の大名人」と称えられるまでになったとの逸話が伝わっています。
  
 有名な浮世絵師、安藤広重も参詣、江戸期の広壮な、当時の平井聖天の様子を「江戸名所図絵」に書き記しています。
  
 総門をくぐると、正面に「聖天堂」が見えます。昭和36年に改築されたものですが、総ヒノキ造りで、古来の姿を忠実に復元されています。祭られている『聖天さま』は、歓喜天(かんきてん)といい、天と名の付く御仏の中でもっとも聖なる天とされ、「聖天」と名づけられました。
  
 ご利益として、『艶福』(良縁・子宝、夫婦和合)、『福運』(商売繁盛、百戦百勝)、『開運』(出世。入学、交通安全)などが掲げられています。
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鐘