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建築美を誇る優れた建造物たち
 正面高台に位置する総ヒノキ造りの「聖天堂」をはじめ、本堂(金堂)も、荘厳な建築美を誇っています。
  
 本堂は、関東大震災の際に倒壊しましたが、昭和4年に起工、49年に完成とする、実に45年の年月をかけて再建されました。宇治の平等院や、奈良の法隆寺の特色をとりいれた『重層式』三ツ屋根造りで、日本では珍しいものです。「破風」の雄大さがみごとです。
  
 内部も、奥の院は飛鳥朝風、中陣は鎌倉風と凝った造詣をしています。また、内部中央には、明治期、外交の表舞台として活躍した、「鹿鳴館」中央広間に取り付けられていた、シャンデリアがあります。
  
 総門から入ってすぐには、明治期に建立された、「野菊の墓」で有名な、伊藤左千夫の設計による茶室(史跡)があります。古来から、文人墨客の参詣が多い平井聖天ですが、明治期にも、正岡子規など、多くが訪れています。
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